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unerry、豊洲スマートシティ推進協議会の実証実験に対して 人流ビッグデータおよび行動変容サービスを提供

NTTデータとの協業により、「Beacon Bank」の活用で行動変容を促し、 快適なエリア回遊や施設の来街者数増加を実現

2022.12.01

PRESS RELEASE

リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営する株式会社unerry(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:内山 英俊、以下、unerry)は、豊洲エリアにおいて2022年12月1日から2023年2月28日の期間で実施するレコメンド情報配信によるエリア回遊の行動変容を促す実証実験に参加します。本実証実験は、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:本間 洋、以下、NTTデータ)が、参画する豊洲スマートシティ推進協議会の活動の一環として実施するものです。unerryは、NTTデータとの協業により、豊洲来街者の人流ビッグデータを「Beacon Bank」で解析し、行動変容を促進することで快適なエリア回遊や施設の来街者数増加を目指します。

実証実験では、NTTデータが提供する豊洲エリアの都市活動から得られるデータの可視化・分析を行う「バーチャル豊洲ビューアー」の構成機能である「BizXaaS MaP® 人流分析」(ビズエクサースマップ 人流分析)により豊洲来街者の行動属性・志向を分析します。

「Beacon Bank」のデータを連携した「BizXaaS MaP 人流分析」では、建物ごとの来館者の人数推計、性年代情報の推計及び行動DNA(※)を分析することで、ペルソナ像を構築することが可能です。

さらに得られたデータをもとに、場所・時間に沿ったレコメンド情報をunerryの「Beacon Bank AD」を使いプッシュ配信。豊洲来街者に対して好みに合った情報を届け、来街者数の増加や快適なエリア回遊などの実現を目指します。

※「行動DNA」は、各スポットを「外食」「ショッピング」「生活・サービス」などを中心とした約150の場所カテゴリに分類し、指定した期間内に対象となるユーザー群が足を運ぶ度合いを偏差値で示したunerry独自の指標です。「Beacon Bank」連携アプリユーザー全体の行動傾向を偏差値50としたときに、対象となるユーザー群の度合いを見ることでその特性を把握することができます。

■背景

NTTデータとunerryは、「人流ビッグデータを活用した混雑回避や消費者の多様な価値観に沿った快適な移動の実現」などに向けて2020年に資本業務提携いたしました。

また、2021年10月よりunerryの「Beacon Bank」とNTTデータの「BizXaaS MaP 人流分析」が連携を開始するなど、人流データを活用したコンサルティングや街づくりの分野において協業を強化してまいりました。

豊洲エリアにおけるNTTデータとの取組みとしては、2020年より東京都の補助事業「スマート東京(東京版Society5.0)の実現に向けた先行実施エリアプロジェクト」を受けた「バーチャル豊洲ビューアー」の構築に「Beacon Bank」のデータ連携が開始されており、スマートシティの実現に向けてunerryの人流ビッグデータの活用が進んでいます。

【実証実験概要】
豊洲エリアは魅力的な商業施設やレジャースポットが充実していますが、場所が分散しているがゆえに回遊性が低いといった課題があります。

本実証実験は、来街者の行動属性や志向などを分析し、その来街者の行動(場所や時間)に応じたレコメンド情報をリアルタイムに配信することにより行動変容を促し、来街動機の促進や回遊性向上に効果をもたらすかの確認を目的に実施します。

NTTデータとunerryは、豊洲エリア全体で来街者に対してより快適で良質な滞在体験を提供することにより、回遊性が促進されるとともに、豊洲エリアへの来街者数自体の増加にもつながると考えています。

※江戸前場下町は1 月下旬までを予定しています。

unerryは今後も、スマートシティの実現に取り組む自治体を人流ビッグデータでご支援するとともに、社会課題の解決や地域の活性化を通じて、心地よい未来を育むことに取り組んでまいります。

*「BizXaaS MaP」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

< お問い合わせ >
株式会社unerry 広報 内山、柳田
information@unerry.co.jp

■豊洲スマートシティ推進協議会について
豊洲スマートシティ推進協議会は、2019年に豊洲エリアが国土交通省スマートシティ先行モデルプロジェクトに選定された際、民間13社で設立されました。住民、ワーカー、来街者など多様なステークホルダーが存在し、成長途上にある豊洲エリアにおいて、先進的技術と都市OSを活用し、豊洲に関わる人々の生活を豊かにすること、まちの課題を解決することを通じて、「ミクストユース型未来都市」の実現を目指しています。

■「バーチャル豊洲ビューアー」の概要
バーチャル豊洲ビューアーは、2020年度から2022年度まで続く東京都の補助事業「スマート東京(東京版Society5.0)の実現に向けた先行実施エリアプロジェクト」においてNTTデータが構築・実証を行ってきた、豊洲エリアの都市活動データの可視化・分析を行う仕組みです。バーチャル豊洲ビューアーによって様々な分析データを利活用することにより、豊洲エリアの課題解決に貢献することで街の価値向上及び豊洲に関わる多様な人々のQOL向上を目指しています。

■「BizXaaS MaP 人流分析」需要予測サービスの概要
「BizXaaS MaP 人流分析」需要予測サービスは、NTTデータが2021年10月から提供している高精度・高精細な基盤技術、実証により数多くのパターンに対応した需要予測構築ノウハウ、NTTデータの持つ各種業界向けアセットを集結し、お客様の課題解決を支援するサービスです。

■株式会社unerryについて (https://www.unerry.co.jp)
リアル行動データプラットフォーム「 Beacon Bank(https://www.beaconbank.jp/)」を運営する2015年創業のデータカンパニーです。GPS およびビーコン技術を活用し、スマートフォンアプリから取得する月間300億件超、約1.1億 ID の屋内外の人流ビッグデータを AI で解析。「心地よい未来を、データとつくる。」というミッションを掲げ、OMOマーケティング支援や、スマートシティの実現に向けた事業等を展開しています。

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