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『Beacon Bank』事業を運営する株式会社unerryとコカ・コーラウエスト株式会社が業務提携しました

2017.02.07

PRESS RELEASE

近接マーケティングプラットフォーム『Beacon Bank-ビーコンバンク』(以下、ビーコンバンク)事業を運営する株式会社unerry(所在地:東京都千代田区、代表取締役CEO:内山 英俊)は、2016年12月28日、コカ・コーラウエスト株式会社(所在地:福岡県福岡市、代表取締役社長:吉松 民雄)と業務提携に関する基本契約を締結いたしました。2017年より、自販機の新しい価値の創造に向けた事業を共同で開発、展開していまりいます。

1. 本件の背景

株式会社unerry(以下unerry)は、『make unerring big brain – コミュニケーションに新たな「うねり」を作る』を企業理念に、新たなる環境知能都市とそこで暮らす人々が笑顔になることを目指して、ビーコンシェアによる近接マーケティングプラットフォーム『ビーコンバンク』事業を推進しております。

2016年10月31日にコカ・コーラウエストグループのCQベンチャーズ株式会社(所在地:福岡県福岡市、代表取締役社長:島原芳紹)からの出資を受けたことを機に、コカ・コーラウエスト株式会社(以下、CCW)の自販機事業との協業を検討してまいりましたところ、この度unerryの運営する『ビーコンバンク』と、CCWが管理する「スマホ自販機(R)」搭載のビーコンが連携することとなりました。
このことにより、お客さまの購買行動をより多角的に把握することが可能になり、お客さまの多様化するニーズに寄り添った商品・サービス展開を推進するだけでなく、自販機の社会的価値を高める事業の共同開発が期待できると判断し、両社の業務提携が決定いたしました。
本提携により、両社の持つ資産を有効活用して、地域を明るく元気に、人々を笑顔にする事業を展開してまいります。

2. 業務提携の領域

①コカ・コーラ自販機の品揃え最適化
ロケーション毎の購買動向やお客さま特性等のビッグデータ分析と通じた品揃え最適化を目指します。

②自販機の社会的価値を高める事業の共同開発
『ビーコンバンク』と「スマホ自販機(R) 」が連携することで、自販機をIoTインフラとして社会に提供することが可能となります。さまざまな企業や地域団体およびお客さまは幅広くビーコンサービスが利用できるようになり、自販機の新しい利用体験や、地域活性化サービスの創造が期待できます。自販機が便利なコミュニケーションスポットとして進化することを目指します。

3. コカ・コーラウエスト株式会社について

会社名:コカ・コーラウエスト株式会社
代表者名:代表取締役社長 吉松民雄
設立:1960年12月20日
所在地:福岡県福岡市東区箱崎七丁目9番66号
資本金:15,231百万円
URL:http://www.ccwest.co.jp

ビーコンについて

ビーコンとはBLE(Bluetooth Low Energy)デバイスの一種で、極めて少ない電力消費でスマートフォン等と連携できることが特徴です。ビーコンを場所やモノ等に設置すると、対応アプリがその電波圏内に入ったことを検知できるので、スマホアプリで場所やシーンに応じた情報やクーポンの配信などができるようになります。
グローバルにおけるビーコン利用の伸長は著しく2020年には4億台が出荷されると予測され、今年の見込みとしても、米国の小売業界上位100社売上の20%である400億ドルが、ビーコンメッセージをきっかけとしたものになる予測されています。ビーコンは近接マーケティングの主流として大きな役割を期待されています。

ビーコンシェアによる近接マーケティングプラットフォーム「Beacon Bank」について

通常のビーコンの利用方法では、自社が設置したビーコンに対して自社のアプリが反応します。そのため、自社がビーコンを設置した地点のみでしかサービス提供ができません。その結果、ビーコンを活用した施策は、サービス展開エリアや効果が非常に限定的となっていました。

その課題を解決するのがunerryの提供する、ビーコンシェアをベースとした近接マーケティングプラットフォーム「Beacon Bank」(https://beaconbank.jp/)です。ビーコンを保有されている各社にご登録いただき、相互利用可能とすることで、自社では設置不可能な地点や数のビーコンを活用したサービス展開が可能となります。また、他社からのビーコン利用により収益がもたらされるという新たなエコシステムを実現しています。

Beacon Bankの今後の展開について

さまざまな企業・サービスとの連携を推進することで、2020年までに200万個のビーコンの相互流通を支えるプラットフォームに成長させることにより、日本の近接マーケティングを牽引します。
それを実現するために、2016年8月にはビーコン相互流通に必要な技術特許を取得しました。その技術の活用により、ネットワーク効果を利用した相互送客の仕組みや商圏全体を通じての行動分析・メッセージの最適配信が可能となります。
また、200万個のビーコンという一種のセンシングデバイスで日本の主要エリアを仔細にカバーするIoTインフラを構築することで、2020年日本を世界最先端の環境知能都市にすることを目指します。

株式会社unerryについて

リアルな行動をセンシングすることで、人々が意識していない癖や習慣、関心などを技術的に見出しそこにアプローチできるIoTプラットフォームの実現を目指しています。そのことにより、通常しなくてはならないことは自動で補助され、無意識下でしか認識していなかった新たな興味がわく可能性の高い出来事と出会える、そんな環境知能都市が実現されると考えています。
unerryの企業理念である 『make unerring big brain – コミュニケーションに新たな「うねり」を作る』には、新たなる環境知能都市とそこで暮らす人々への思いが込められています。

【主な受賞歴】
「MCPC award 2015」プロバイダー部門優秀賞受賞(2015年12月3日)
株式会社NTTデータ主催オープンイノベーションビジネスコンテスト優秀賞受賞(2016年2月13日)

【会社概要】
会社名:株式会社unerry
代表者:代表取締役CEO 内山 英俊
設立 :2015年8月20日
所在地:東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル11階 PORTAL POINT YURAKUCHO Office-08
資本金:2億7,570万円(資本準備金 1億3,635万円を含む)

【代表取締役プロフィール】
内山 英俊(うちやま ひでとし)
1998年に米国で世界初のスマートフォンサービスベンチャーを設立。
2000年からは外資系経営コンサルティング会社にてハイテク・金融業界の新規事業コンサルティング、および企業再生を担当。携帯キャリアでの海外M&A案件では、International Expansion Awardを受賞。
2005年からは公式モバイルコンテンツ事業を手掛け、2008年に株式会社ANALOGTWELVEを共同創業。携帯キャリア・ブランド企業などとO2O/オムニチャネル市場を牽引し、各種アプリ関連のアワードを受賞。そのノウハウをより特化し、IoTプラットフォーム企業として株式会社unerryを創業。
グロービス経営大学院 准教授 (ネットビジネス戦略、テクノベート担当)
『スッキリと「考える」技術』(ファーストプレス)著
日経BP各誌、CNET Japan、日経新聞寄稿多数
宣伝会議、日経BP主催会議、CEATEC、各種企業での公演多数

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