ひと

2022.04.08

うねりの泉編集部

(ほぼ)同期!データ系アラサー男子座談会

(ほぼ)同期!データ系アラサー男子座談会

※座談会は2021年11月に行われました。

最近続いた“データ系アラサー男子”の入社。アラサーといえば、社会人として「新人」を卒業し、自らのキャリアを確立させていきたいお年頃。そんな多感な時期に転職を選んだデータ系メンバー3人に、なぜunerryに入社を決めたのか、実際入ってどうだったのかを座談会形式で聞いていきます。

モデレーターは、同じくアラサー男子であり、2020年6月入社の先輩、高橋です。

登場人物

住岡耕平(すみおか こうへい)

誕生年月:1992年4月 
入社:2021年8月 
前職での経験:自社サービスの分析をメインとしつつ、プロダクトに関わる
unerryでの今:データアナリストとして分析担当&「ショッパーみえ〜る」のプロダクトマネージャー見習い
得意なツール:EXCEL/ACCESS/BIツール(Tableau /Chartio)/SQL/合気道(居合と杖も含む)

福田寧彦(ふくだ やすひこ)

誕生年月:1992年2月 
入社:2021年9月 
前職での経験:不動産事業会社で、データエンジニアとして従事
unerryでの今:データエンジニアとしてデータ連携や加工を行う
得意なツール:Python、Go、TypeScript

梅田佑輔(うめだ ゆうすけ 以下、ゆってぃ)

誕生年月:1994年12月
入社:2021年9月
前職での経験:大規模会員データをもつEC企業で運用型広告担当
unerryでの今:広告領域で提案、運用、データ分析などの業務を幅広く行う他、アルゴリズムの開発・検証も担当
得意なツール:Display&Video360・Facebook・LINE等広告媒体、Ads Data Hub、SQL

モデレーター:高橋卓弥(たかはし たくみ)

誕生年月:1991年4月
入社:2020年6月
前職での経験:デジタル広告企業で、アフィリエイトやDSP広告、インフルエンサー施策を担当
unerryでの今:広告チームで運用・提案業務を行った後、インサイドセールスを担当

データ系男子たちを魅了したデータ量

高橋:ではさっそくはじめていきたいと思います。

今日お集まりいただいた皆さんは全員中途入社、そしてデータに関わる職種ですね。数あるデータ系の会社の中で、どうしてunerryを選んだのですか?

ゆってぃ:まずは、自分自身のスキルの幅を広げたかったので、いろんな経験ができる会社を探していました。

その上でunerryには、十分な規模のデータ基盤が既にあることと、スタートアップにしては年次の高い、経験豊富な先輩方がいるという安定感がありました。自分がこれから頑張っていくにあたって、勢いと安定感が両立しているところが良いなと思いました。

住岡:1つは、オフラインとオンラインが繋がるOMO領域に関わりたいと思いました。前職では、デジタル広告や自社サービスの分析を担当していたのですが、WEB行動履歴だけでの分析ですと、どうしても精度が曖昧だなと感じていました。

オンラインだけでなくて、オフラインも一緒に理解しないと、何も分からないんじゃないかっていう課題感がぼんやりあったんですよね。そんな中、内山さんの”環境知能”の話を聞いて面白いなと思ったのがきっかけです。

そしてやっぱり、その面白さはベースにありつつもデータ量は決め手でした。プラットフォームが小さいと分析作業もエクセルで頑張れちゃうんですが、それだと分析スキルあがらないので…。エクセルの範疇を超えるデータ量を扱いたいと思っていたところにunerryの月間200億件のデータは「規模が違うじゃん!」と思って入社を決めました。

福田:僕も、データエンジニアとしてデータ量が豊富だという事には惹かれました。また、国内でも本気でプラットフォーマーを目指せる事業は多くはないと思うのですが、unerryなら技術者としてのスキルを高めつつ、そうしたゴールに向かってスケールできる事業なんだなと思ったんですよね。

高橋:スケールのスピード感はすごくあります。連携アプリ数ひとつとっても、僕が入社した2020年6月時点では延べ6000万DLでしたが今は約1.1億DLまで一気に増えましたし、今後も伸びていくんだろうなと思います。

マネージャー不在、フルフラットな組織に戸惑うアラサー男子たち

高橋:入社3、4ヶ月を迎えた頃かと思いますが、前職との違いなど、戸惑いはありますか?

住岡:最も違いを感じるのは、組織構造ですね。前職では、トップダウンで会社の決定がなされていくピラミッド型で、メンバー各々の役割とチーム間のバトンの受け渡し方はある程度定まっていました。

unerryの場合は基本フルフラット。マネージャー不在ということは、自分で自分をマネジメントする必要があるので、正直良いところでもあり、慣れない今は悩みでもありますが。

福田:僕は、改善要望をフラットに言い合える今の環境は、スピード感もあって楽しいです。ただ、仕事の優先順位も自分で決める必要があるので、住岡さんの言うように、セルフマネジメントは求められていますよね。

住岡:メンバーそれぞれの活躍領域が横断的なのも、特徴だと思います。実際、僕は分析チームの枠を超えて、プロダクトマネージャーもやっているし、ゆってぃも広告運用をやりながら、データサイエンティストと一緒にアルゴリズム開発をしているよね。

ゆってぃ:所属組織の役割範囲の中で、できることを早く正確にこなす動き方だった前職と比較すると、手を挙げれば自由にやれるunerryの環境は、超新鮮です。

ただ、何でもできるが故に「自分が本当にしたいこと」を持っていないと、自分の軸がブレてしまうとも思っていて。目指すキャリアの方向性は、定期的に考えるようにしています。

幅を出すのも深めるのも。それぞれのキャリアに向けて

高橋:キャリアの話がでましたが、どんな方向性をお持ちですか?unerryでの業務はリンクしていますか?

ゆってぃ:偏りすぎず、キャリアの幅は広く持っていきたいのがポリシーです。

デジタルの世界で「広告」といえば、やっぱり「運用型広告」。僕の専門領域ではあるのですが、unerryではターゲティングの精度を上げるためにビッグデータを解析したり、アルゴリズムを開発したりと、他社では経験できない業務にも関われます。

データを触りたいという気持ちは新卒の頃から秘めていたので、折角のデータセットを活かして、出来ることを増やしていきたいですね。

住岡:僕は、「データアナリスト」と「プロダクトマネージャー」という2つの役職を掛け合わせて自分のキャリアを築いていきたいと思っています。

unerryには、分析しがいのあるデータ量と「0→1」を作れるチャンスのどちらもあります。データアナリストとしてデータを分析しながら、それを踏まえたプロダクトの方向性決定にも関わる、という贅沢なこともできるのです。

いろんな方に助けていただきながら、キャッチアップしている最中なので、特にプロダクトに関しては、“見習い”といったところですが。

高橋:既に一定の専門性があるのは、アラサー中途の強みですよね。入社直後でも、既存スキルに新しく挑戦したいフィールドを組み合わせて深みを増せるというか。福田さんはどうですか?

福田:僕は、データエンジニアの職域をもっと深めていきたいと思います。

今は、「MLOps(機械学習アプリケーションの開発運用サイクル)」の分野に興味を持っています。これは、レコメンデーションエンジンの構築などに際して、継続的なモデルの性能の保証やそのデプロイについての方法論なのですがまだ取り入れている会社は少ないのです。

ここで、僕が頑張って対外的にも技術力を示すことができれば、unerryのエンジニアチームにご注目をいただけるのかなと思っています。

高橋:実際にお客さまとの商談でも、Beacon Bankのデータ精度を問われる場面はありますね。最先端の情報を持っているエンジニアの話を聞くと、今後unerryがどういう方向に進んでいるのか、ちょっと先が垣間見えるようでワクワクしますね。

住岡:高橋さんは、1年半経って、どういう方向にキャリアを決めていきたいと思いましたか?僕たちは、まだ自分の軸足に近いところで見ているなとは思うのですが。

高橋:入社直後は、専門だった広告領域を深めたいという気持ちでした。でも、unerryは分析や混雑可視化などサービスラインナップが多いので、あまり絞らずにオンラインとオフラインを融合するような提案がしたいと思ったんです。

インサイドセールスは過去経験のない職種でしたが、新しいチャンスがあるならやってみようと、立ち上げから関わりました。でも、広告運用の経験は活きていて、初期商談で広告視点でざっくりですがプランニングをご提案することで、話が具体的な方向に広がることがあります。

こだわりのリモート環境をご紹介!

高橋:unerryでは出社もリモートも自由ですが、実際どう使い分けてますか?データを扱う職種としては、作業環境のこだわりもあるんじゃないでしょうか?

ちなみに、僕はゲーミングチェアを買いました。ずっと座っていると腰を痛めやすいので、アラサー男子として作業環境に課金することにしています。

髙橋のへや

福田:出社割合は週1、2回くらいですね。コミュニケーションはエンジニア朝会を実施しているのでオンラインでもとれますが、出社して技術的な雑談すると、意外な気づきがあるので、対面でも話す機会はつくるようにしています。

デスク環境的には、やっぱり大きいモニターがあるといいですね。

福田のへや

ゆってぃ:僕は、午前中自宅で作業を進めて、午後出社のような使い分けです。

そして、広告運用でも複数モニターは必須です。右に管理画面、左にエクセル、裏側でパワポ作成、みたいなこと結構あるので。それと、前職で昇降型デスクが導入されていまして、上げるのがなんか嬉しくて毎回上げてたら立って仕事するのが好きになっちゃったので、自宅にも導入してみました。

ゆってぃのへや

住岡:緊急事態宣言中はフルリモートでしたが、上手くワークしていない気がして、今は週1、2回くらいで出社しています。出社した時は、周りのメンバーをコンビニに誘ってみたりとか、意図的にコミュニケーションとって自分のモチベーションを上げています。ちなみに、雑談したい時は、話したい人の方をじっと見つめているので、よろしくお願います。

高橋:いくらでも見つめてください 笑。そういえば、住岡さんのリモート環境についてはちょっと面白い噂を聞いたのですが。

住岡:実は、会社と同じメーカーの机と椅子、モニタ取り揃えました! 笑。環境に依存して集中力変わるタイプなので、オフィス家具通販のサイトで探して買いました。

住岡のへや

編集部注:unerryはこのインタビューの約1ヶ月後、オフィス移転し、机、椅子、モニタすべて入れ替えとなりました

データ系アラサー男子たちの今後の挑戦

高橋:チームunerryを強くするために、今後やってみたいことを教えてください。

福田:エンジニア採用に力を入れていきたいと思います。

unerryでは、プラットフォーマーを目指すため技術的に面白い事をたくさんやっています。普段エンジニアがどんな仕事をしているのか、どんな成果を残しているのかを発信することでブランドを強化して、新しい仲間を迎え入れたいです!

住岡:unerryは案件数や領域の広さからすると、まだまだ人が足りていません…。そのため、業務の偏りが発生してしまうという課題感があると思っています。

でも、出来る限り、せめて自分の近くのメンバーが何が得意で、どんな仕事をしているのかを把握して大変な時にはカバーしてあげられる存在になりたいです。Unipos導入も仕掛けたので、上手く活用して、情報と感謝の気持ちを共有できる仕組みを作りたいなと思います。

ゆってぃ:今回の座談会のような「(ほぼ)同期」「アラサー」のような繋がりは楽しいので、部活とかサークルとか、気軽に集まれる機会を作りたいなと思いました。

大きい組織だからこそ自然と深まる「同期の絆」ってあると思うんですが、フラットで人数も少ないunerryには、ちょっとした工夫は必要なのかなって。

というわけで、「アラサー飯」いきましょう!

高橋:いきましょう 笑。

業務を超えた、横の繋がりは大切ですね。特にunerryは中途入社のメンバーが多いので、前後で入った人もざっくり「ほぼ同期」。3ヶ月後、半年後、1年後と時期を経るからこその悩みは今後もあると思うので、同じ悩みを持つ同士が語れる場があると、良いと思います!

そんなデータ系アラサー男子達は新たな仲間を募集中!
ぜひ採用ページにも寄ってみてくださいね。

この記事を書いたのは

うねりの泉編集部

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うねりの泉編集部です。unerryのとっておきをお伝えしてまいります。

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