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2021.08.27

高橋卓弥

【かんたん解説】Beacon(ビーコン)とは?IoT時代の3つの活用パターン

【かんたん解説】Beacon(ビーコン)とは?IoT時代の3つの活用パターン

「Beacon(ビーコン)」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?

朝食の目玉焼きの下にしいてあるカリカリのアレ、そうBacon(ベーコン)・・・

ではありません。

ビーコンは、一般的にはあまりなじみのない言葉だと思いますが、実はみなさんの身近な場所でも多く活用されているのです。今回は、そんな遠いようで実は近い存在のビーコンを理解すべく、主な3つの活用パターンを紹介します。

■Beacon(ビーコン)とは?

そもそもビーコンとは何なのでしょうか?

航空・船舶のためのナビゲーションや遭難信号、道路交通、はたまたウェブビーコンなど様々な用途で「ビーコン」と名のつくものが使用されていますが、今回は「Bluetoothの電波を発信する小さな端末」としてのビーコン、その中でも広く普及しているiBeacon(ビーコンの1つの規格)の活用についてご紹介します。

iBeacon規格のビーコンは、その端末固有のID情報などを一定時間間隔で発信している端末です。受信機能をもつアプリをインストール済のスマートフォンが電波受信範囲内に入ると、その電波をキャッチ。その信号の強度によりビーコンとスマートフォン間の距離を計測し、位置を測定することができる仕組みです。

ビーコンの種類はたくさん

■Beacon(ビーコン)の活用における、主な3つのパターン

では、この小さな端末が世の中でどのように活用されているのでしょうか?

活用のされ方は大きく分けて3つあります。

1つ目は、生活者目線で、私たちの日々の生活を快適にしてくれる商品やサービスとしての利用。2つ目は、企業目線でのマーケティングでの活用。そして、3つ目がスマートシティの実現にも貢献する、街づくり分野における活用です。

暮らしの中のビーコン活用

こちらでは主に、「移動型」のビーコンが使われます。

たとえば、ビーコン自体を身の回りのモノにつけて、その場所を把握したり紛失を防いだりします。最もポピュラーなところでは、なくしものを探すキーホルダー(紛失物追跡タグ)でしょうか?ビーコンが入っているキーホルダーを鍵につけておくと、家の中や屋外で紛失した時に、どこで紛失したのかが分かる優れモノです。

また、最近はキャンプブームですが、人気キャンプメーカーSnowPeakから「LIFE BEACON」という遭難や事故時に受信機を搭載したヘリコプターで、発信機所持者の居場所を正確に把握するというアイテムも発売されています。

もともとのビーコンの意味は「のろし」「かがり火」といった位置を特定し伝達することの言葉だったのですが、「LIFE BEACON」はまさに元来の意味通りの機能を備えたアイテムですね。

企業のマーケティング活動におけるビーコン活用

ここでは、施設や店舗などに取り付けておく「固定型」のビーコンが主流。

マーケティング領域では特に「可視化・分析」、「集客・販促」、「CRM」といった場面での活用メリットが大きく、unerryでも多くのサポート実績があります。

たとえば、デパートの入り口やフロアにビーコンを複数設置しておくことで、お客さまがどういうルートで施設内を巡り、個別のお店にたどり着いているのかの傾向を把握できたり(可視化・分析)、お客さまがご来店した時、タイムリーにクーポン情報をお届けできたり(集客・販促)、ご利用のアプリに来店ポイントを付与できたり(CRM)といった活用方法があります。

街づくりでのビーコン活用

ここでも、主に「固定型」のビーコンを使いますが、話は少し大規模になります。

たとえば、ビーコンを街のポイントとなる場所に設置しておけばエリアにおける人の流れと、そのボリュームを把握することができます。特に都市部では、地下や建物内の垂直的な人の動きの把握も重要なポイントになってきますので、GPSだけでは捉えきれない範囲をカバーできるビーコンに、期待が寄せられます。

コロナ禍で社会も街における人の流れも大きく変化しました。実際の人々の動きから、「どんな街が求められているのか」を改めて把握するとともに、密を避け安心して過ごせる街づくりが重要になってきています。そして、スマートシティの実現に向けても、データは街づくりのベースとして今後も重宝されていくと予想されます。

■ビーコンは「Bluetoothの電波を発信する小さな端末」

「Beacon(ビーコン)って小さいやつだけど便利なものだな」と思っていただけましたか?

【まとめ】
・ビーコン(iBeacon)とは、「ビーコン固有のID情報などのBluetooth電波を発信する小さな端末」
・世の中を便利にするため、暮らしや企業活動、街づくりといった様々な場面で活用されています

unerryでは独自技術により全国210万箇所のビーコンネットワークを構築し、これまでもビーコンの特徴を活かした様々なご支援を行ってきました。ビーコン活用にご興味ある方は是非事例ページものぞいてみてくださいね。

この記事を書いたのは

高橋卓弥

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平日マーケター、休日キャンパー。バトニングと焚き火が趣味。最近は埼玉のキャンプ場開墾の手伝いをしております。

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