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2022.03.31

うねりの泉編集部

CTO 伊藤清香が企む“世界征服” 「unerry,everywhere」の野望とは!?

CTO 伊藤清香が企む“世界征服” 「unerry,everywhere」の野望とは!?

※本記事はwantedly掲載コンテンツの転載です

このページにたどり着いていただき、誠にありがとうございます!!

unerry(うねりー) 採用広報チームです。

本日は、unerry技術部を率いる、CTO 伊藤清香(いとう さやか)にインタビューします。CTOの仕事から、unerryエンジニアに求める素質、そして “世界征服” の野望までを聞きました。

株式会社unerry CTO
伊藤清香

1999年9月にITベンチャーに入社。50以上のモバイルWebサイトの開発をへて2011年から流行りのソシャゲの開発へ。そのサッカーゲームが日本とアジアでヒットし、香港の社会現象とまでなる。趣味はAlexaスキルの開発とイングランドのアーセナルの試合観戦。技術書典では温泉BBAというユニットで技術同人誌を発行し、近頃はラノベも書いている。2018年unerry入社。

CTO最大の役割はチームの健康と生活を守ること

ーーでは早速。unerryのCTOって、実際どんな仕事をしているのでしょうか?

大きく分けると、マネジメントと開発ですね。

まずマネジメントですが、現在unerryの技術チームは10人います。うち半分が社員で、もう半分は業務委託等でお願いしています。

何を差し置いても最重要事項は、彼らの健康と生活を守ること。

リモートワークが浸透したことで、急な病気や事故にあっても、特に一人暮らしのメンバーだと異変に気づいてあげられないリスクが高まっています。unerryの技術チームは朝会やSlackなどで必ず毎朝安否確認を行うことから、スタートします。

素晴らしいプロダクトを生み出すためには、健康で、不安なく仕事に取り掛かれる環境が絶対的に必要なのです。

働きすぎてないか、ストレス負荷が高まっていないか、などは主に1on1で確認しています。新しく入ったメンバーも多いということで、現在はいつもより多めにコミュニケーションしています。開発で困っていることや、チャレンジしたいことなどもこの時間を利用して聞いています。コロナ前は、何があっても週一でランチを食べにいっていたので、その時にいろんな話をしてたんですが、今はそれができないのでつらいですね。

数年先の未来を想像した技術開発

ーーちょうど良い距離感の、町内会みたいな雰囲気ですね。開発はどうでしょうか?

開発に関しては、現在のプロダクトを高機能化させていくことに加えて、次の時代のための技術のタネ、“シード”が育つ環境作りは、CTOとしての重要な役割です。

技術はあっという間に更新されていきます。

極論いえば、現在の技術は2、3年後にはもう使われていないかもしれません。最新の情報をキャッチしながら、常に数年先の未来を見据えた技術開発を行い、その時を待つといったかたちですね。

たとえば、5Gの本格普及は2023年に始まると言われてます。これはもう来年に迫っていますが、そうなるとスマホのコンテンツはもっとリッチでインタラクティブになっていくと想像されます。そうした未来では「位置情報」を掛け合わせることで、どんな面白いことができるのだろうかと考えています。

5Gに関しては、ハッカソンに参加してきました。もしよければこちらもご覧ください。

ーー「位置情報」は変わらない軸なのですね。

「位置情報」はunerryにとって最大の差別化ポイントで今後も存在感高まる領域だと思います。なので、「位置情報」をコアとしながらどう拡張できるか、次の時代の方向性を考えてます。

運命を変えた奇跡の「一枚」

ーーunerry入社は2018年ですね。「Beacon Bank」の規模化が成し遂げつつある過渡期の頃でしょうか。どんなきっかけでジョインしたんですか?

創業者でCEOの内山さんに声をかけていただいたのが、きっかけです。

当時私は47歳。マネジメント業務をメインでやっていたのですが、本当は「もっと開発を行いたい」「自分の技術でまだまだやれることはあるはずだ!」ってモヤモヤしていた時期でもありました。

そんな時、とある技術発表会に参加したら、当時の経産省大臣 世耕さんの前でプロダクトを披露する機会があったんですよ。で、その様子が経産省のインスタにアップされて。それを内山さんが見つけてくれて、誘ってくださったという経緯です。

▼運命の一枚はこちら▼

 
 
 
 
 
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今思えば誰かに、エンジニアとしての自分を見つけて欲しくて発表会に参加したのもあったのかな。そういう意味では作戦成功!

ーーさやかさんと、CEO内山さんは前職での同僚でしたよね?

サイバードという会社に所属していた時の同僚です。

一緒に働いた期間は1年くらいと短かったのですが、ものすごい成果を出されていて、印象に残っていたんですよ。それで、退職後の活動も、実はFacebookでウォッチしてました。だからお声がけいただいた時は本当に嬉しかったですね。

「善」であることも、「技術力」

ーー「エンジニア」にとって、一番大事なことは何ですか?

「善」であること、ですね。Google にも「Don’t be evil」という非公式モットーがありましたけれど。

たとえば、「AI」開発は、人工知能の名の通り、人間の心を作るようなものです。

アルゴリズムに、ふと邪悪さが入り込めば、AIは邪悪なものになってしまう。それは必ずしも、悪意がある時だけに発生するものではなくて、判断ミスや経験不足により、知らず知らずのうちに、結果的に「悪」を招くこともあります。

だから良心を持つことは前提として、「何が善であるのか、誰かにとっての「悪」になる可能性は本当にないのか」といった冷静な判断力が必要になります。それは倫理観や人生経験が活かされる分野だとも思っています。

ーーみなさまの大切なデータをお預かりしているunerryは、会社組織としても「善」であることを最優先としていますが、エンジニアにとっては、「善」であることも「技術力」なのかなと思いました。

尊重すること、は「ものづくり」の基本

ーーunerryの技術チームには、どんな人がマッチすると思いますか?

まだ見えていない未来を「一緒に」切り拓いていけるか、は面接でも確認したい重要ポイントですね。

まだ見えていない大きなものを作るって、一人じゃ出来ないことだと思うんですよ。だから、高い能力を持ったメンバー同士がお互いを尊重しながら、高めあっていくのが理想。

unerryの開発現場では、書いたコードを他のメンバーがレビューします。作成者の意図を十分に汲んだ上で「こうした方がいいよね」って話し合うことで精度が上がっていくのです。

誰かを幸せにするための「ものづくり」なので、ひとの意見を尊重することは「ものづくり」の基本。それはコードも、プロセスも一緒なんですよ。

ーーチーム戦ですね!

メンバー皆で協力して何かを作る時が、私としても一番楽しいです。

でも逆に「脳汁」が出るような、ゾーンに入るような感覚は、一人きりでもくもくと設計を考えている時にこそ、あるんですよね。

で、だいたいそういう時は、立ったり座ったり運動しながらやってます。コロナ前はオフィスでもやっていたので、真剣な目つきで落ち着きなく動き回る謎の運動をしている同僚、隣の人は怖かったと思います。ごめんなさい。

さておき、どんな瞬間を楽しいと思えるのか、ゾーンに入るためのスイッチはどんな条件なのか、は本当に人それぞれ。だからこそ、働く環境はやはりフレキシブルであるべきですね。

作りたいものを作る、成長できる環境

ーーエンジニアメンバーの成長をサポートするような取り組みはありますか?

社外のトレーニングプログラムを受けることは積極的に推奨しており、その環境は整っていると思います。たとえば、「 Google Cloud™ Build パートナー 」に選定されたことで高度な、Google の教育プログラムなどを無料で受けることができるんですよ。

社内の取り組みでいうと「R&D発表会」は良い成長の機会になっていると思います。R&Dには、稼働全体の20%まで当てられるルールです。

私としては、単純に勉強するよりも、自分が作りたいものを実現するために、努力するほうが効率的に技術力UPに繋がると思うんですよね。貪欲さが出てきて手段を選ばなくなるんで(笑)、スキルの幅も広がります。

ーーその、「作りたいもの」のアイディアは、どうやって浮かぶんですか?

私の場合、ひらめきは、話している途中によく向こうからやってきますね。特に、エンジニア同士の雑談はひらめきの宝庫。なぜかオフラインの方が出やすいのは不思議なんですよねぇ…

なので、私を含めて基本リモートワークのメンバーがほとんどなのですが、週1回くらいは出社して顔を合わせよう、というのをチームルールにしています。

生活を心地よくする世界征服、「unerry,everywhere」

ーー今後の野望を教えてください。

こっそりお伝えするとですね…「世界征服」です!!

ーー穏やかじゃないですね。

ふふっ。でもね、 Google をはじめとする海外のテック企業はある意味成し遂げていて、unerryはそういう場所を目指せると思うんですよ。

人がスマートフォンを持ち歩いて、街中がIoTで繋がるようになってから、リアル世界の行動データの情報量は急拡大し、重要性も増しています。

たとえば、「デジタルツイン」の世界観においても人の移動データはキーコンテンツの一つとなっているように、インフラ整備や防災計画の際、unerryのデータが欠かせないものになってくるかもしれません。

「unerry, everywhere」と言い続けているのですが、unerryデータは、誰にとっても普遍的な価値を持っていると思うんですよね。世界中のどんな場所も、陰ながらデータで守って、生活を心地よくしていくような、黒子の征服者になりたいなって思っています。

unerryCTO伊藤清香のtwitterはこちら

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